秋の誕生石、ガーネットとトパーズの選び方
秋になると、ガーネットとトパーズのご相談が増えます。どちらも秋の光によく合う石で、この季節に見ると色みがよく分かります。誕生石として選ぶ方も多いですが、単純に色が好きで選ぶ方も少なくありません。
ガーネットの種類と色
ガーネットは一種類の石ではなく、複数の鉱物の総称です。よく知られているのは深い赤のアルマンダイン系ですが、緑のデマントイド、オレンジのスペサルティン、紫がかったロードライトなど、色の幅が広い石です。
秋のコレクションでよく使うのはアルマンダイン系とデマントイドです。アルマンダインは深みのある赤で、K18イエローゴールドの枠と合わせると温かみが出ます。デマントイドは分散光が強く、小さい石でも存在感があります。
トパーズの色と注意点
トパーズはブルー、インペリアル(オレンジがかった黄色)、ホワイトなど色の種類が多い石です。市場に多いブルートパーズは、無色のトパーズを放射線処理で着色したものがほとんどです。インペリアルトパーズは天然の色で、希少性が高く価格も上がります。
硬度はモース硬度8で、日常使いに十分な硬さがあります。ただし劈開性(特定の方向に割れやすい性質)があるので、石留めの際には方向に注意が必要です。
枠の素材と形の選び方
誕生石ペンダントの枠は、石の色に合わせて選ぶのが基本です。ガーネットの赤にはK18イエローゴールドが合います。ブルートパーズにはプラチナ950かK18ホワイトゴールドが色みを引き立てます。
形はシンプルなベゼル留め(石を枠で囲む)かツメ留めが多いです。ベゼル留めは石が保護されるので日常使いに向いています。ツメ留めは石が大きく見えますが、ツメが引っかかりやすいので着用シーンを考えて選んでください。
ガーネットもトパーズも、実際に光に当てて見ると色みの印象が変わります。ご来店の際にはいくつかの石を並べてご覧いただけます。